優しい眼差し、いつも涙で潤んでいるような母の瞳が印象的だった。



誠実さを問いかけ、柔らかい物腰で俺にふれるその手、母の手。
理想であり、自慢の母であったこと。
時々可愛らしいミスもするけど、何処か優雅にも思えていた笑顔のこと。
そんな母に、俺は肉親への正常な愛情を抱いていたこと。
――今、走馬燈のように思い出す。
俺は、この瞬間。
自分の母である人を犯そうとしていた。


(答えが欲しい)

(母さん・・)

(俺は何を信じたらいい?)

(その汗でしめった裸体を、俺の唇でむさぼれば答えは出るのか)

(それとも、込み上げる衝動に任せ下半身に力を込めればいいのか)

(目の前で広げられた、あなたの尻穴がヒクつく理由)

(母であるあなたの・・肉のわれめから滲み垂れる膣汁の理由)

(本当のことを教えてくれ)

(母なのか、雌豚なのか)

(それを知る為に・・)

(俺は母の濡れそぼった性器へと、自分自身を打ちこむ)

(肉汁でぬらりと汁光っていた亀頭を、彼女の膣口へとうずめた)
(どうして・・ここはいつもの我が家で、あなたはいつも通り私の息子)

(かけがえのない、貴方なのに)

(どうしたら、そんなに猛り勃つことが出来るの)

(そんな大きなモノで、母である私に向かって何をするつもりなの)

(ああぁ・・いや・・みてる、私を・・私のお尻の内側を隅々までみてる)

(やめなさい・・! あなたは息子・・やめてっ・・あぁ・・恥ずかしい!)

(っ・・!? だめ・・だめなのよっ・・お願いやめて・・)

(思い返して・・こんなことをしていい訳がない・・今ならまだ・・)

(いやぁっ! ひどい・・こんなのひどいっ! どうして・・どうしてなの?)

(あぁ・・お願い誰か助けて・・息子を止めて・・・はっ・・ぁっ!!)

(うそ・・そ、そんな挿って・・私の中に・・? ぁぅ・・!!)

(挿ってきてる・・息子のが・・い・・いやぁぁぁぁ!! だめっ・・)


今も、答えは出ていない。
俺にも、彼女にも答えが出ないまま・・今日も自分の母と混ざり一つになる。
よがり狂う様を見つめ、母の性器の匂いを嗅ぎ、その熟れて乱れた乳房を鷲づかみにする。
この終わらない肉宴の先には、何が待っているのだろう・・。



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